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アート情報誌「ギャラリーNO.15」『画家 杉本三男氏』
藤枝市在住の杉本三男氏の作品展が、2月1日より、27日まで、藤枝市のギャラリーMARUZOで開かれる。
杉本氏は、一昨年に地域文化振興の功績で文部大臣表彰を受けた。しかしその後、大動脈りゅうの二回の大手術。誰もが二度と絵筆を握ることはないだろうと覚悟をしたほどの難手術だった。
二度目の手術台に上る前、ベッドの上であお向けのまま、書き上げた言葉は、『絵かくためにもう一度生きる』 ・・・「納得する絵をもっと描きたい。そのためには、なんとしても生きる、と思った」・・・と杉本氏。今では体調も回復し、創作活動にいそしむ毎日を送っている。
今回の作品展では、風景絵を中心に25点程を展示する予定。「杉本の絵はこれ、という訴えをしたい。そのために今回はいろいろなスタイルの絵を見てもらうつもり」と杉本氏。「純粋無垢な自然を描くには、心底絵に打ち込まなければ、と思っています。今後は、心の目で自然を捉え、山河や建物などの形を借りて、 自分の気持ちを表現する絵を描いていきたい」と熱っぽく語る。白日会委員、水彩連盟会員、静岡県美術家連盟副会長 ・・・77歳。
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